京鹿の子絞り[川本和代]
鹿の子絞りは、多くの工程を分業化している。染や織と同じように、プロデューサーの役回りを行う人がおり、各工程ごとに専門の職人がいる。そのうちの一つの工程が、生地を絞って染める部分と、染まらない部分を作る職人だ。十数万粒のすべてを人間の手で絞っていく「本疋田絞り」は、膨大な労力がかかり、時には数年がかりで完成に至る。
その「本疋田絞り」を手がける数少ない職人が川本和代さんだ。
鹿の子は言葉ではなかなか伝えるのが難しい。
だから母の経験から出てくるアドバイスはありがたかった。
川本和代
伝統工芸を受け継ぐ京都の名工50人の「技」と「半生」。
美麗な写真とともに綴る「職人の世界」。
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サクラ・エディトリアル・ワークス
フリーランスの編集者、ライターがそれぞれの領域を活かし、書籍、雑誌記事の企画・取材・編集を行う共同事務所として2005年に設立。京都に拠点を置き、伝統産業をはじめとする日本文化に特化した取材を精力的に行う。
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京鹿の子絞り共同組合が四条西洞院にあり、絞り用の糸をを買いに行ったところ、本疋田用の絹糸を出されました。
縫い締め用の麻糸を探していたのですが、その絹糸を見てひょっとしたら、まだ残っているかもしれないな、と思いました。
それが、ここを見て嬉しくなりました。
安かろうと海外進出でどんどん減っていく日本の技術者の中で、心強く思います。
必ず強く残って下さい。そして後継者もお願いします。