キセル[谷川清三]
桃山時代から江戸時代にかけ、キセルはさまざまな階層の人の手により、自らの意を装飾で表すものとして用いられていた。公家や大名が使うものには蒔絵や金銀が施され、茶人が使うものには風雅さが好まれた。商家が使うものは実用的に工夫され、侠客や役者が使うものには派手さが求められた。総じてキセルのことを理解するということは、たばこを吸うという大人のたしなみを理解することであり、そのたしなみに裏打ちされた大人の粋を理解するということでもある。
京都でも一軒だけのきせる専門店、谷川清次郎商店の谷川清三さんは、そんなたばこ文化を遺したいと考えている。
粋を感じ取る日本の
伝統的なたばこ文化を遺していきたい。
谷川清次郎商店 谷川清三
伝統工芸を受け継ぐ京都の名工50人の「技」と「半生」。
美麗な写真とともに綴る「職人の世界」。
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サクラ・エディトリアル・ワークス
フリーランスの編集者、ライターがそれぞれの領域を活かし、書籍、雑誌記事の企画・取材・編集を行う共同事務所として2005年に設立。京都に拠点を置き、伝統産業をはじめとする日本文化に特化した取材を精力的に行う。
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